VA/VE (加工技術FAQ)
【材料】材料選定
アルミニウム合金の5000系合金と6000系合金の違いや特徴は?
5000系アルミニウム合金
非熱処理型合金で強度があり成型加工性、耐食性に優れています。
また光輝処理後の陽極酸化処理で高い光輝度が得られるのも特徴です。
具体的な用途は、例えば5083というMg含有量の多い合金で非熱処理合金としては最も強度に優れているため、船舶や車輌、科学プラントなどに使用されています。
6000系アルミニウム合金
熱処理合金で強度があり耐食性に優れています。
また陽極酸化皮膜処理で無色透明の皮膜が得られるという特徴もあります。
具体的な用途は、例えば6063というものは押出性に優れ、建築用サッシなどの構造材として使用されています。
【材料】材料特性
- アルミニウム材(Al)を切削するときの注意点は?
- アルミニウム材(AL)を切削するときの注意点は?
- S25Cを切削加工する時の注意点は?
- A2017の切削加工の注意点は?
- SS400の切削加工の注意点は?
- SUS303の切削加工の注意点は?
- SUS304を切削加工する時の注意点は?
- 航空機部品で使用されるアルミニウムの材質・特性はなんですか?
- S45Cの使用するメリットはありますか?
- 耐腐食性を重視しているのですがおすすめの素材はなんですか?
- SUS316とSUS316Lの違いは?
- アルミニウム合金の5000系合金と6000系合金の違いや特徴は?
- 航空機で使用されるアルミニウム以外の材質・特性はなんですか?
- 加工硬化とはどのような現象ですか?